カウル類やミラーなど各種カーボンパーツをリリースしているマジカルレーシングから、走行風を利用してブレーキキャリパーを冷却し、安定したブレーキ性能を維持する「キャリパークーリングダクト」が発売された。どのような効果が期待できるのか、その特徴について紹介していこう。
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Magical Racing キャリパークーリングダクト
ブレーキはブレーキパッドとブレーキローターを接触させ、その摩擦によって減速させる。そのためサーキット走行のように激しいブレーキングを行なえば、ブレーキまわりの温度は100℃を超えることもあり、そうなるとブレーキ性能は十分に発揮できなくなってしまう。
そこで冷却効果を高めるためダクト形状とし、より効率的に冷却効果を高めた製品がキャリパークーリングダクトなのだ。
素材はFRP(黒)と平織カーボン、綾織カーボンの3種類が用意されている。現在、5車種に設定されているが、今後も増える予定だ。
サーキットで走行テストを重ねて効果を実証
冷却効果を高めるためダクト形状としたことで、フロントフォークの後ろ側にあるブレーキキャリパーにも走行風を導くことができる。サーキットにおいてハードなテスト走行を実施しその効果は実証済みだ。
2020 HONDA CBR1000RR-R用
●FRP製・黒：33,000円（税込）
●平織りカーボン製：44,000円（税込）
●綾織りカーボン製：45,100円（税込）
ホンダのスーパースポーツのフラッグシップモデル用をいち早くラインナップ。
※現在の適合確認車はSPモデルのみ（2021年3月現在）
そのほかにも4車種に対応する「キャリパークーリングダクト」をラインナップ
2020 HONDA CBR600RR用
価格：33,000円〜45,100円（税込）
2019 BMW S1000RR用
価格：33,000円〜45,100円（税込）
2020 KAWASAKI ZX25R用
価格：17,600円〜25,300円（税込）
NEW!! 2015〜2019 YAMAHA YZF-R1用
近日発売予定（2021年12月現在）
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