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夏のバイク熱対策 熱中症や低温火傷からライダーを守るライディングパンツ

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スーパースポーツバイクのエンジン熱は熱い。

徹底的に軽量化され、限界までパワーをひねりだしたエンジンが発する熱は容赦なくライダーを襲う。

筆者はスーパースポーツバイクを所有したことがないが、撮影やインプレッションなどで幾度となく試乗してきた。

真夏の撮影となれば地獄だ。内ももを低温火傷したことも一度や二度ではない。

では低温火傷を防ぐためにライダーが対策できる方法はなんだろうか?

結論から言おう。バイクをカスタムするか服装をみなおすことだ。

目次

バイクのカスタムで熱対策するのは敷居が高い?

筆者の愛車はハーレーダビッドソンのXL1200R。

スーパースポーツバイクほどではないが空冷の1200㏄エンジンの発熱量はおおきい。

細かい説明は省くがオーバーヒート対策でインジェクションコントローラーを装着して燃料を濃くするカスタムをしている。

ハーレーのカスタムパーツにはファンを追加してオーバーヒート対策する製品もあるが、いずれにしろパーツ代や工賃もそれなりにかかる。

その点服装をみなおすだけでバイクの熱対策ができるのであれば気軽にできるので、まずは試して頂きたい。

それでもダメならバイクのカスタムを検討すればいいのだ。

今回は真夏のライディングで快適なパンツを2本選んでみた。

どちらも日常使いできるレベルのデザインだ。

実際に履いてバイクの運転もさせて頂いたので使い勝手やサイズ感なども参考にしてほしい。

筆者のスペック
身長164センチ 60キロ 普段のパンツサイズ Sもしくは28インチ

クシタニ エクスプローラージーンズ

パンツに使うことができる素材で遮熱効果が最も優れている素材はレザーだ。

他にも遮熱効果のある素材はあるがレザーには及ばない

クシタニのエクスプローラージーンズは見ためはデニムだが実はレザーというビックリ商品だ。

だがレザーというと熱いイメージがないだろうか?

実はレザー自体は透湿性があるものの、仕上げの方法によって失われてしまう事も多い。

エクスプローラージーンズ内側にはメッシュ素材が張り付けられている
エクスプローラージーンズ内側にはメッシュ素材が張り付けられている

その点、クシタニのエクスプローラージーンズは透湿性が保持されていて、裏地にメッシュを採用しているためべたつかず、サラサラな状態を維持できるのだ。

実際に往復1.5時間から2時間ほどスーパースポーツバイクCBR600RRで走行してみた。

水温は100度を超える。一般的なパンツを履いていれば内ももとふくらはぎに熱を感じるシチュエーションだが、「熱い」と感じることがなかった。

風は通さないので真夏の走行では熱いのではないか?と思ったが杞憂だった。

むしろエンジンの熱風を受けることがないので快適だ。

最近は引き裂き強度に優れた素材も徐々に登場している。

だが現在でもレース用ツナギにレザーを採用していることを考えても引き裂き強度はトップクラス。

エクスプローラージーンズはレザーだという事を忘れてしまうぐらい柔らかく動きやすいが防御力も抜群というわけだ。

膝部分にもソフトタイプのプロテクターを標準装備としている。

どうせ風を通さないのでハニカム構造のソフトプロテクターではなく、ハードタイプに変えてしまうのも手だ。

クシタニのエクスプローラージーンズは29インチでピッタリだった。

いつものサイズから考えればワンサイズ上だ。

防風性があることを考えれば冬場はオーバーパンツではなく、インナーパンツを着用するのもありだ。

その場合はワンサイズ上をチョイスした方が良いだろう。

なお今回はテーパードシルエットのエクスプローラーネオジーンズで撮影を行った。ラインナップとしては

ストレートシルエットのEX-1216エクスプローラージーンズ
ローライズのEX-1217Rエクスプローラーライドジーンズ
テーパードシルエットのEX-1219 エクスプローラーネオジーンズ
ストレートメッシュのEX1216Mエクスプローラーメッシュジーンズ

4種類がラインナップされているが、エンジン熱対策としてはメッシュは熱を通すのでNGだ。

デグナー DP27 カップ付きデニムパンツ メンズ

革製品といえばデグナーを思い浮かべるライダーも多いだろう。

私も以前はデグナーのロングウォレットを愛用していた。

もちろんデグナーはレザーパンツもラインナップしている、だが個人的に夏のライディングに推したいのは デグナー DP27 カップ付きデニムパンツ メンズ だ。

こちらの製品は低温火傷してしまいがちな内もも部分、そして放射熱の影響を受けやすいふくらはぎにレザーを採用している。

デニムをメインに一部だけレザーを使うメリットは大きく分けて4つだ。

レザーに比べて軽量
デニムは風を通すので通気性が良い
デニムにストレッチ性を持たせれば動きやすくなる
レザーに比べて安価になる

メリットは多いが、肝心のエンジン熱をガードする性能はどうだろうか?

エクスプローラージーンズと同じくCBR600RRで走行してみた。

内ももに関してはエクスプローラージーンズ同様に熱いと感じることはない。

ふくらはぎに関しては通常の「ライディングデニムだと熱くて耐えられれない」となるところが「ちょっと熱いな」と感じる程度だ。

フルレザー防御に比べると放射熱の影響は多少受けてしまうようだ。

デグナー DP27 カップ付きデニムパンツ メンズは内側にメッシュを採用していてデニム生地は通気性が良いので蒸れることはない。

ただ気温が高かったこともあり走行風を涼しいと感じることはなかった。

さすがにデニムは革に比べると引き裂き強度は劣るが、抜群の動きやすさを実現している。

生地自体がストレッチ素材、更に腰と膝の可動部分にはシャーリング処理の徹底ぶり。

膝部分のプロテクターはこちらも標準装備だが弾力性のあるソフト素材が採用されており防御力は充分。

更に腰部分には追加でプロテクターを追加することができる。

デグナー DP27 カップ付きデニムパンツ メンズ はSサイズでピッタリだった。いつも通りのサイズ感だ。

ストレッチ素材を採用しているのでシルエットは細みだが、裾はストレートなので長さが合わなければ裾上げしておくのがおススメ。

デグナーの公式通販サイトでは裾上げのサービスも行っており股下の長さ指定が可能だ。

こちらは防風性があるわけではないので、冬場はオーバーパンツをプラスするのがおススメ。

デニム生地が好みでないという方は、

ややルーズシルエットのDP-30 メンズカーゴコットンパンツ
コットン素材+腰と膝部分にシャーリングを追加した DP-31 メンズコットンパンツ
コットン素材でカラバリが豊富なDP-32メンズコットンパンツ

ラインナップが豊富なのでお好みで選んで頂きたい。

DP-32はヒッププロテクターも標準装備となる。その他品番は別売りのスムースウェイズヒッププロテクター PS-10-YEを追加可能だ。

日常使いもOK!オールシーズン使えるので一着は持っておくと便利

真夏のライディングにおいてバイクの熱はライダーの集中力を奪う。

一度しっかり熱が入ってしまったエンジンやフレームは1時間ランチ休憩をしたとしてもすぐに熱くなってしまうのでライダーが対策しなければならない。

実は20年バイクに乗っていてヒートガード付きパンツや快適なレザーパンツを初めて使わせて頂いた。

どちらも非常に快適ですぐにでもほしいレベルだ。

9月に妻の誕生日があるのでプレゼントでご機嫌を伺いながら購入を打診してみようと思う。

動画でも紹介しています

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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