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小型免許で乗れる本格派オフロード アプリリア RX125【詳細チェック】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

今回調査した車両はアプリリアの『RX125』だ!!

※当記事はYoutubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」協力のもと、モトメガネが編集構成しています。

目次

RX125の車種プロフィール

アプリリアは、イタリアの歴史ある名門ブランドである。第二次世界大戦直後の1945年にバリエ・アルベルト・ベッジオにより創業。自転車生産を開始し成功を収めた。1968年に息子のイバノ・ベッジオが経営を引き継いでオートバイを初めて製造。青と金に塗られた50ccのオートバイで、ヒットを飛ばした。現在はロードモデルのほかにダートバイクにも力を入れている。RX125は125ccクラスの枠を超えた本格装備とパフォーマンスを実現。日本の自動二輪小型免許でも乗れることから、気軽にオフロードを楽しむことができる。

バイクの特徴をざっくりチェック!

ヨーロッパには排気量125cc以下・最高出力15馬力以下のバイクを運転できるA1免許制度がある。A1免許に対応したモデルは、エントリーユーザーを意識した手軽で扱いやすい車種がスタンダードだが、RX125はエキスパートライダーをも満足させてくれるモデルだ。250ccクラスのオフロードモデルと同等の車格や、905mmのシート高と沈み込み量の少ない前後サスによってアイポイントが高く、市街地での見通しは良好だ。

エンジン

アプリリアのピュアスポーツ「RS4 125」と共通の水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。ヨーロッパの厳しい自動車排ガス規制「ユーロ4」にも対応している。最高出力もRS4と同じ15hpを公称しているが、最高出力発生回転はRS4の10,500rpmに対し10,700rpmと少し高め。粘り強さよりも高回転域でのパワーとコントロール性を優先している。

フレーム

ダブルクレードルフレームを採用。文字通りクレードルをダブルにしたフレームで、ヘッドパイプからパイプが左右にエンジンの四隅を囲うように伸びているのが特徴である。

足回り

アプリリアRXの安全性は、先進のサスペンションと優れたパワー、モジュラビリティ、安全性、効率を保証するABS搭載のブレーキシステムに支えられている。

レースの世界からフィードバックされたフロントφ260mm、リアφ220mmウェーブディスクを搭載。オフロード仕様のホイールにはブロックパターンタイヤを装着し、あらゆる路面でのグリップとコントロール性を発揮する。

ウェーブディスクはΦ260mm。ブラック仕上げのアウターチューブを持つΦ41mm倒立フォークは、240mmのストローク量を持つ。オフローダーらしいロングスイングアーム。リンク式モノショックは200mmのホイールトラベル量を確保している。

ハンドルまわり・灯火類

大きなゼッケンプレート部がレーシーなフロントマスク。エッジの効いたフェンダーがモトクロッサーらしさをアピールする。

デジタルメーターは、最高速やバッテリー電圧、水温計、ツイントリップのほか、メンテナンス時期まで表示する。

テールランプはコンパクトなレンズのLED。ウインカーはシンプルなアンバーの電球式で、クリアレンズを採用している。

その他の装備&特徴

オプションとしてアルミトップケース、ウィンドスクリーンキット、グリップヒーターなどを用意。 ダートだけでなく長距離ツーリングも楽しむことができるマルチなモデルだ。

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