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気軽にクロスオーバーライドが楽しめる NX400【詳細チェック】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

今回調査した車両はホンダの『NX400』だ!!

※当記事はYoutubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」協力のもと、モトメガネが編集構成しています。

目次

NX400の車種プロフィール

発売は2024年4月。それまでは「400X」と呼ばれていた中型免許対応のクロスオーバーモデルを名称変更とともに、外観のイメージも大幅にリファイン。基本的なコンポーネンツはオンロードモデルのCBR400Rとほぼ同一だが、フロント19インチタイヤ採用、アップライトなライディングポジション、縦方向に伸びたカウル&ウィンドスクリーンなどを採用することで、まったく別物、別ジャンルのバイクに仕上がっている。ただ、滑りやすい路面でもトラクションを得やすいHondaセレクタグルトルクコントロール、5インチフルカラーTFTメーター、スマホとの連携ができるHonda RoadSyncなどのライダーエイドはCBR400Rと同仕様だ。

バイクの特徴をざっくりチェック!

中型免許で気軽にクロスオーバーライドを楽しめる『NX400』。エンジン、車体、足回り、ハンドル周りとその他の特徴的な部分をチェックしていこう。

エンジン

排気量400ccの直列水冷2気筒エンジンはDOHCを採用。ボアΦ67.0mm、ストローク56.6mmのショートストローク設計で、Hondaセレクタグルトルクコントロールにより雨天時の舗装路はもちろん、未舗装路でも自動的にエンジン回転数をコントロールすることで、最適なトラクションを導き出してくれる。

マフラーは前半のステンレス製エキゾーストパイプがエンジン下で集合した後に触媒を配置。後半部分のサイレンサーはスチール製で、出口は2本出しを採用。

車体(フレーム)

フレームはスチール製のダイヤモンド形式。スチールならではのしなやかなしなりを活かすことで、ライダーに掛かる負担を上手く逃がしてくれるので、疲労軽減にも貢献しそうだ。

足回り

フロントは19インチ、リアには17インチのアルミ製キャストホイールを採用。タイヤサイズはフロント110/80-19、リア160/60-17をそれぞれ履く。


サスペンションはフロントがショーワ(日立Astemo株式会社)製SFF-BP倒立式テレスコピックタイプ、リアが分離加圧式シングルチューブタイプのプロリンク式を搭載する。

ハンドルまわり・灯火類

ヘッドライトは先代の400Xと比較するとかなりコンパクトな設計に変更。LED式で上段がロービーム、下段がハイビームとなる。一番下にはポジションランプがマウントされる。

ハンドルはテーパードのバータイプで、高めのハンドルポストによりライダーが直立するほどのアップライトポジションを実現。左側スイッチボックスには5インチフルカラーTFTメーターの操作スイッチを搭載。TFTメーターにはスマートフォンとリンクするHonda RoadSyncも表示される。

その他の装備&特徴

燃料タンクはスチール製で、容量は17Lとロングツーリングにも対応。ガソリンはレギュラー指定。前半部分には樹脂製のラジエターシュラウドがマウントされる。シートはライダー用とパッセンジャー用が一体式で、着座面を絞り込むようにカットすることで足付き性が大きく向上。座り心地もソフトで、お尻も痛くなりにくい。

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