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スポーティな走りに磨きがかかった CBR600RR【詳細チェック】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。

今回調査した車両はホンダの『CBR600RR』だ!!

※当記事はYoutubeチャンネル「Motorcycle Fantasy」協力のもと、モトメガネが編集構成しています。

目次

CBR600RRの車種プロフィール

発売は2024年2月。市販車によるプロダクションレース“ST600”クラスのベースモデルでありながら、その排気量ゆえのちょうど良いパワーフィールとコンパクトな車体が、ワインディングをはじめとした公道でも扱いやすいということもあり、1000ccも含めたスーパースポーツの中では根強い人気を誇るモデル。この最新モデルからは走行時にクラッチを操作しなくてもシフトアップ&ダウンが可能なクイックシフターを標準装備し、よりスポーティな走りに磨きが掛かっている。

バイクの特徴をざっくりチェック!

持て余すことなく使えるパワーで一般公道でも走りやすい『CBR600RR』。エンジン、車体、足回り、ハンドル周りとその他の特徴的な部分をチェックしていこう。

エンジン

排気量600ccの直列水冷4気筒エンジンはDOHCを採用。ボアΦ67.0mm、ストローク42.5mmのショートストローク設計で、高回転域でのパワーを活かせるエンジン特性となっている。

マフラーはシート下にサイレンサーを配置したセンター1本出し仕様。初期型である2003年モデルより、一貫してこの方式を採用している。

車体(フレーム)

フレームはサーキットでの強大なGフォースにも耐えうる極太アルミ製ツインスパー形状を採用。シートレールやスイングアームも含めて、マットブラックフィニッシュ仕様でレーシーかつ締まった印象が強い。

足回り

前後ともにアルミ製17インチキャストホイールを採用。タイヤサイズはフロント120/70-17、リア180/55-17をそれぞれ履く。

サスペンションはフロントが倒立式テレスコピックタイプ、リアがシングルショックのユニットプロリンク式を搭載する。 

ハンドルまわり・灯火類

ヘッドライトはLEDの4眼式で、外側2個がロービーム、内側2個がハイビームの設定。フロント周りの空力の整流を目的としたウイングレットも標準装備されている。

ハンドルはプロダクションレースのベースモデルということもあり、低めのポジションのセパレートタイプ。アクセルは電子制御のスロットルバイワイヤシステムを採用。左側スイッチボックスではライディングモードの切り替えもできる。メーター類はフルカラーTFT液晶仕様で、自動調光式なので昼夜に限らず視認性が高い。

その他の装備&特徴

燃料タンクはスチール製だが、前側半分は樹脂製のカバーがセットされる。容量は18Lで、ガソリンはハイオク指定。シートはライダー用、パッセンジャー用が完全に分割されたシンプルなスタイルで、座面は滑り止め加工が施されているのでホールド性は高い。

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